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水虫に似た症状が現れるもの

皮膚が痒くなったり赤くなったりして辛い症状が出る水虫ですが、そんな水虫に似た症状がある病気はたくさんあります。
たとえば、汗疱性湿疹、疥癬、掌蹠膿疱症、皮膚カンジダ症、湿疹、そして皮膚炎などです。
これらを自身の判断で水虫だと思って市販の治療薬などを使って治療していたら、実は違っていたという話はよくあり、間違った治療をすることで治らないばかりでなくかえって悪化させてしまうこともあるのです。
皮膚がかぶれたり痒み、水泡が出たらこれは水虫だ、と決め付けてしまわず、まずは皮膚科を受診して正しい病名を知ることから始めましょう。

水虫に似た症状で特によく間違えられるものを見て行きましょう。
まずは汗疱で、これはかんぽうと読みます。
正式な名前は汗疱性湿疹であり、手の平や足の裏、もしくは指の間などに小さな水泡がたくさん出来ます。
痒みを伴うこともあり、しばらくたつとこの水泡は落屑を生じます。
場合によっては水虫と非常によく似ていますので、診断のためには菌の証明が必要とされます。

疥癬はかいせんと読み、ヒゼンダニというダニの一種が皮膚の角質層に寄生しておこる皮膚感染症、ダニが活発に活動する夜中に激しい痒みになることで知られています。

皮膚カンジダ症は最も水虫に間違われるかもしれません。
これは足よりもむしろ手に発生することが多く、特に手の指の間に生ずるビラン型が多いとされています。
この病気はカンジダ・アルビカンスという白癬菌とは異なる真菌によるものであり、水虫薬の中にはカンジダに効かないものもありますが、ホロトキシンは効果があることが証明されています。

掌蹠膿疱症はしょうせきのうほうしょうと読み、手の平や足の裏に膿疱となって現れます。
1週間から2週間ほどで中の膿が乾いて崩れ落ち、症状が収まりますが、再び発症して繰り返すのが特徴です。
これは非常に治りにくい病気であり、菌が証明されないばかりか季節を問わず症状が出てきます。

水虫のかぶれかどうか見分ける方法

水虫のような症状だけれどもこれは本当に水虫なのか、と思ったら、皮膚科にいって顕微鏡で白癬菌がいるかどうかの細菌の感染を確認してもらうことが確実です。
しかし病院に行く暇がない、どうしても恥かしいと思って二の足を踏んでしまう人もいるでしょう。
そんな方は、2つのポイントが自分に当てはまるかどうかで水虫かどうかの可能性を探ることが出来るのです。

まずは発症した時期を確認しましょう。
急に皮膚病が増える時期は気温が15度を越える時期をさします。
つまり4月から5月くらいで、人間が気持ちよく活動できる季節です。
そんな季節に増える皮膚病が水虫で、かぶれたり痒みがあったりすることで皮膚科の受診が増えるのです。
水虫は細菌の感染が原因ですから、菌の活動が活発になることで症状が強く出ます。
気温が15度を下回ると菌の活動は止まるので、ある程度の気温や湿度のある春から秋にかけては水虫の可能性が高いと考えてください。

そして発症した部位によっても判断できます。
水虫が発症しやすいのは足の薬指と小指の間の股、土踏まずになります。
足の薬指と小指の間の股や土踏まずに米粒から小豆大くらいの水疱が点在している場合にはかなりの確率で水虫であると考えていいでしょう。
米粒よりも小さな水疱である場合には、水虫ではなくてかぶれだと思って良いです。
そして痒みを感じた場所が足の甲である場合には、足の甲に水虫が出来ることはまずありませんから、そのときもかぶれです。

発症した季節、そして症状がある部位や水疱の大きさなどでそのかぶれが水虫かどうかを判断することが出来ます。
現在は沢山の治療薬が市販されていますが、水虫かも知れないと思ったらまずは皮膚科の受診をしてきちんと診断してもらいましょう。

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